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リスモングの与信管理講座

20.与信管理規程の策定方法は?

与信管理を行う上ではプロセスを規定した規程やマニュアルを作成し、それに従って業務を進めることが重要です。

ルールが明確になっていない中で業務を進めると社内に不安が広がり、取ることができる与信リスクも取らなくなり取引規模が縮小してしまう恐れもあります。ルールを定めてその中で活動すると決めることによって、かえって現場の自由度が増し、取るべきリスクも取れるようになります。またルールが明確になっていてこそ、会社として受容するリスクの範囲を現場に明確に伝えることができ、それによって管理部門の牽制機能も生きてきます。

与信管理に関するルールは会社によっては規程として独立さずに販売管理規程の中に与信に関する章を設けて簡潔に記述されている会社もあります。しかし、商社のように売掛債権が多額になったり、焦げ付きが発生しやすい業種においては、与信管理規程として独立させているのが一般的です。

規程の柱となるのは、与信限度の設定プロセス(取引開始の申請プロセス)と債権管理のプロセスです。これらの方法、手続きを規程の中で明らかにします。

【与信管理規程の条文例】
与信管理規程の条文例

さらに、格付や限度額に応じて申請者・審議者・決裁者などの決裁権限を定めた「決裁権限表」を別途定めることで部署や組織の変更に対して柔軟に運用を変えることができるようになります。また与信限度設定、債権管理、問題案件管理、事故対応などの個々の対応手順については「マニュアル(手順書)」に詳しく記載することで、法令や社内ルールに則った対応が現場でできるようになっていきます。

【与信管理規程・マニュアル体系】

階層 文書名 作成(改訂 )者 承認者
規程 与信管理規程 管理部長 社長
マニュアル 与信管理決済権限表 管理部長 管理担当役員
新規案件申請マニュアル
既存案件継続申請マニュアル
債権管理マニュアル
問題案件管理マニュアル
担保取得管理マニュアル
事故対応マニュアル
与信管理会議マニュアル など
記録 与信限度申請書、審議書 管理部門担当者 管理部長
信用調書取得依頼書
事故報告書
問題案件報告書
回収異常報告書
与信管理会議議事録 など
その他 倒産月報
貴重財産分析統計
与信管理研修テキスト
事故・回避事例集 など

リスモング『きちんと運用できる規程やマニュアルを作成しましょう!』

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