株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は、企業理念「顧客を大切にして共に繁栄しよう」「プロフェッショナリズムを繁栄の源泉にしよう」のもと、2000年9月に設立し、昨年で創業25周年を迎えました。また、2005年3月に大阪証券取引所ヘラクレス(当時)へ上場して以来、株式上場20周年という節目の年でもありました。これもひとえに、株主の皆様をはじめ、会員企業様、お取引先様など、すべてのステークホルダーの皆様のご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。
近年、企業経営を取り巻く環境は大きく変化しております。物価上昇や人手不足、コンプライアンス意識の高まりに加え、地政学リスクや企業倒産件数の増加など、企業間取引におけるリスク管理の重要性は、これまで以上に高まっております。このような環境のもと、当社グループは、企業信用データ及びコンプライアンス情報を活用し、企業間取引における「リスク管理インフラ」としての役割を担っております。創業以来、与信管理サービスを中核として事業を展開してまいりましたが、近年では、反社会的勢力チェックやコンプライアンスチェックなど、サービス領域を拡大し、企業間取引におけるリスク管理基盤の構築を進めております。
2026年3月期は、長期ビジョン「RismonG-30」の実現に向けた「第8次中期経営計画」の最終年度として、与信管理サービス事業を中心に、継続利用型サービスの拡大や、API連携による業務組み込み型利用の推進を進めてまいりました。また、反社チェックサービスやBPOサービスとの連携強化を進めた結果、主力事業は堅調に推移し、利益率も改善いたしました。さらに、2026年度よりスタートした「第9次中期経営計画」では、従来の与信管理サービス事業に加え、「BPOサービス事業」を中核事業として位置付けました。特に、「反社チェックBPOサービス」に代表されるように、与信・コンプライアンス領域とBPOサービスを融合させることで、顧客企業の業務へ深く組み込まれるサービスモデルの構築を推進してまいります。また、AI技術と企業データを融合し、信用リスク分析やコンプライアンスチェックの高度化を進めるとともに、データ連携やDX支援を通じて、お客様の業務効率化や生産性向上にも貢献してまいります。
創業25周年を越え、次の30周年、さらにその先に向けて、当社グループは、企業の安心・安全な取引を支える新たなスタンダードの創造に挑戦し、持続的な企業価値向上を目指してまいります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2026年6月
代表取締役社長 藤本太一
