既存取引先の管理方法No.08~債権管理の最後の砦!保証サービスの活用法~

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既存取引先の管理方法No.08~債権管理の最後の砦!保証サービスの活用法~

既存取引先の信用調査から与信見直しが一巡し、継続管理を実施されている

時期かと思います。取引先の業況や経営内容および自社との取引状況などをチェックし、

変化や予兆を見逃さずに対処をしていく体制を構築することが与信管理のレベルを

さらに引き上げることにつながります。

10月から12月まで3か月間全10回に渡って、既存お取引先の管理強化をする

具体的な手法についてご説明していきます。

今回は、債権管理の最後の砦の債権保証サービスの活用法についてお伝えします。

【債権管理の最後の砦 債権保証サービス】

信用力の低下している取引先については、債権圧縮や債権保全を検討すべきですが、

取引の減額や担保の取得は交渉を伴いますし、容易ではありません。

もちろん、最終的には、それを避けるわけにはいきませんが、時間が必要となります。

その際に活用できるのが、債権保全サービスになります。

① 債権保証サービス

保証サービスの特徴としては「取引信用保険よりも保証料率が高い」反面、

「個別の取引先や債権に対して契約可能」、「取引先が倒産前の状態でも

支払遅延が発生すれば支払いを受けられる」といったメリットがあります。

また、信用力の低い先のみでも、保証を付けられるため、効率的な保全が

可能となります。

② ファクタリング

ファクタリングはその効果は債権保証サービスと似ていますが、

「売掛債権をファクタリング会社へ売却することで債権をリスクヘッジする」

という点で異なります。

ファクタリングのメリットとしては、売掛債権を回収期日前に資金化できるため、

流動性を高めることができます。回収不能となった場合に自社が買い戻す義務が

ない点も大きな利点と言えます。

ただし、ファクタリングは、債権譲渡にあたり、契約上で債権譲渡禁止の特約を

設けている場合は適用不可能となるため、注意が必要です。

債権保証にしてもファクタリングにしても、保証会社も利益を出さなくてはならないため、

回収が不可能となる可能性が高い取引先に対しては、「保証は拒否される」、

「保証料率を高く設定される」、「保証限度額を制限される」などの回答が考えられます。

利益率の低い取引に対して高い保証コストを掛けることは、採算性の悪化を招きますので、

取引条件を加味した保証サービスの活用を心掛ける必要があります。

そこでリスクモンスターでは会員様の上記のお悩みを解決するための

最後の砦として、債権保全サービス『Secured Monster(セキュアードモンスター)』を

ご提供しております。

『Secured Monster(セキュアードモンスター)』1社単位で保証をかけることが

可能なうえ、危ない取引先にも積極的に保証がかけられます。

短期間や少額の保証も可能(最低保証期間は1カ月)です。

取引の繁閑に応じた保証額設定も可能であり、繁忙期の保全策に有効です。

また、取引先の中には、情報取得がなかなか進まない先もあると思われますので、

そのような取引の債権保全にも活用できます。

短期のスポットの取引など短期間の保証が掛けられます。

『Secured Monster(セキュアードモンスター)』について詳細はコチラ

http://www.riskmonster.co.jp/service/secured-monster/

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