与信管理教育の進め方 (3)与信管理教育の評価

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与信管理教育の進め方 (3)与信管理教育の評価

与信管理教育の評価

 教育を実施した後は、従業員が期待した知識を習得できたかを確認し、教育の有効性を評価します。

期待したレベルに達しなかった場合は、再度教育を実施し、求める能力を従業員が身に付けられるようにします。

また、得られた知識を現場で実践できるのかも評価の対象として確認することで、教育の成果をより高めることができます。

 能力の評価は、人事考課に組み込まれることで、従業員の能力開発に対するインセンティブが働くようになり、教育の効果がいっそう高くなります。

 与信管理教育の成果を測るものとしては「ビジネス実務与信管理検定試験」をお勧めしております。与信管理の実務技能を認定する技能検定試験で、リスモンは当試験を協賛しております。

与信管理の能力を測る資格試験として定着してきており、社内資格に取り入れている企業も増えてきております。

(1)ビジネス実務与信管理検定 3級

与信管理の必要性や目的を理解し、与信管理に関する用語が分かるレベルにあるかを問う試験です。

■問われる能力:

・与信管理の重要性を理解している。

・与信管理において重要となる要素のうち、基本的な要素

 (与信限度額の算出方法、与信限度期限の設定、社内格付の考え方等)を理解しており、業務として実践できる。

・与信管理の意識をもって、自社の取引を検討することができる。

■対象:部門を問わず1-3年程度の業務経験を有する社会人全般

■価格・時間:無料 3040

(2)ビジネス実務与信管理検定 2級

与信管理の基本的な知識を有し、一連の業務を理解し、実務的な問題を解決できるレベルにあるかを問う試験です。

■問われる能力:

・与信管理の重要性を十分に理解し、広く社内に説明し普及させることができる。

・社内の与信管理ルールの運用において、それぞれの手続の趣旨や必要性を十分に理解しており、

 他の社員に説明することができる。

・決算情報をもとに、財務指標分析を用いることで、取引先の信用力を計ることができる。

・与信管理の基本的な業務(与信限度申請、企業信用評価、契約内容の精査、社内の与信管理ルールの遵守、

 売掛債権等に対する一般的な保全・回収)を一通り理解し、実践できる。

・取引先の信用力や商流を意識した与信判断を行うことができる。

■対象:社会人全般及び1-3年程度の業務経験を有する審査部門のスタッフ、

    営業及びその他の部門において3ー5年程度の業務経験を有する社会人全般

■価格・時間:3,240円(税込) 6050

(3)与信管理士認定試験

与信管理に関する高度な技能かつ、豊富な経験を有する職業専門家としてのスキルや資質が認められたことを示す資格です。

■問われる能力:

管理部門において業務上必要な与信管理実務知識をビジネス全般にわたって有しており、その知識に基づいて多面的な観点から高度なリスクの評価を行い、多様なリスクマネジメントの方策の立案と遂行ができる能力が問われます。

■対象:与信管理士認定試験は、3~5年程度の業務経験を有する審査部門のスタッフ、

    営業及びその他の部門における管理職

■価格・時間:各6,480円(税込)

与信管理の基礎-6040

経理・財務分析-6029

債権保全・回収に関する法務-6060問

ビジネス実務与信管理検定試験

リスクモンスターは、与信管理の能力を測る資格検定として推奨しています。

http://www.riskmonster.co.jp/yoshin/exam/

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