「与信管理教育の重要性(第3回)~与信管理教育の実施」

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「与信管理教育の重要性(第3回)~与信管理教育の実施」

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りすもん与信管理講座

    「与信管理教育の重要性(第3回)~与信管理教育の実施」      

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与信管理を推進するうえで考慮すべき「与信管理教育の重要性」について

ご紹介しております。今回は第3回目「与信管理教育の実施」です。

是非とも本講座を、貴社における与信管理教育の見直しにお役立ていただければ

幸甚です。

 

第3回 与信管理教育の実施

 

【与信管理教育の計画】

与信管理に携わる従業員が必要な能力を身に付け、その能力を維持・向上させるためには、

戦略的かつ計画的な実施が不可欠です。人材育成・組織活性化の鍵は、「一人一人の行動

様式を変えること」です。これを実現するには、与信管理教育の取り組みを継続していく

ことが求められます。

 

管理部門は、人事部門と連携して年間の与信管理教育・訓練計画を策定し、実施を確実な

ものとしていく動きが必要です。この場合、人事部門が策定する全社的な教育・訓練計画

の中に、与信管理研修を組み込む形が理想的です。

 

なお、カリキュラムとスケジュールを策定するためには、次の事項を考慮しなければなり

ません。

 

・経営目標との整合性

・与信管理上の課題

・従業員の役割や現状の能力に応じた教育項目

・教育結果が客観的に評価できること

 

【与信管理教育の実施】

各部門は、教育・訓練計画に従って教育・訓練を実施します。

教育・訓練は、その目的や業態、設備や予算、スケジュールなどに応じて、OJTと

Off-JTを最適な形に組み合わせて実施します。

 

なお、すべて社内で行う必要はなく、

適宜その一部を外部研修等に委託することを検討することもよいでしょう。第三者による

外部研修の方が、社外に目が開かれて効果が上がることや客観性を持たせて説得力が

増す研修ができるからです。

 

◆OJT

OJTとは、通常「職場内訓練」と訳され、従業員が担当する業務についたまま、その

業務を通じて必要な訓練を受け、業務上必要となる能力を習得するものです。

各従業員が身に付けなければならない職務遂行上の能力は、現場の上司が

実際に作業を行い、従業員と試行錯誤を繰り返しながら伝えていくことが

一般的です。

 

これまで日本では、OJTが教育訓練の基本とされてきましたが、終身雇用を前提と

しない昨今では、OJTによる従業員の教育訓練はコストがかかりすぎるとの指摘も

見られるようになっています。

 

上司が、部下のOJTに充当する時間は決して少なくなく、効率的に訓練を施す手法が

模索されています。これまでOJTで行われてきた内容をOff-JTで教育していこう

という試みもその一つです。

 

◆Off-JT

Off-JTとは、「職場外研修」と呼ばれ、従業員が社外の研修によって業務遂行上の

能力を習得することをいいます。Off-JTの主なものには、集合研修とeラーニング

があります。

 

Off-JTにおいては、この二つを組み合わせることによって、高い学習効果が狙え

ます。

 

①集合研修

専門のトレーナーと受講者が実際の教室に集まり、講義と実習(または演習)を行い

ます。その場で、受講者が疑問点を解消することができるなど、高い教育効果が期待

できます。また実物を見ながらの研修のため、臨場感を味わうことができます。

 

管理部門は、営業担当者の教育訓練を重要な仕事の一部として位置付け、先頭に立って

現金回収することの重要性を明確に説明し、その与信管理マインドの高揚と兆候管理

能力の強化を図ります。

 

営業担当者に対する教育・訓練内容としては、次の点に留意して進めます。

・通り一遍の説明ではなく、事故事例などの実例を用いて説明し、臨場感を持たせる。

 (具体的な回収方法、与信管理方法も明確にする。)

・研修は一方的な講義形式ではなく、討議方式を入れて実施する。

 

②eラーニング

インターネットなどに利用し、パソコンの画面上で教育を行います。集合研修と比べ、

遠隔地にも教育を提供できること、そして従業員の時間の調整が必要ないことが特徴です。

近年は、企業の社内研修に広く用いられている方法です。

 

 

 

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