調査結果発表:リスモン調べ~第1回「令和に飛躍が期待される新進気鋭企業ランキング」調査~新興上場企業の成長度は全上場企業を上回る勢い!(動画あり)

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第1回「令和に飛躍が期待される新進気鋭企業ランキング」調査
新興上場企業の成長度は全上場企業を上回る勢い!(動画あり)

 

 与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本太一、以下リスモン)は、第1回「令和に飛躍が期待される新進気鋭企業ランキング」調査結果を発表いたしました。

 

調査結果

(1)人材紹介派遣会社の期待感が高い!

 新規上場3年以内の企業(以下、新興上場企業)のうち「ROE(自己資本利益率)10%以上」かつ「自己資本比率50%以上」、「売上高50億円以上」を満たす企業において、リスモンが独自に算出して「収益伸長指数」※を比較したのが本調査「令和に飛躍が期待される新進気鋭企業ランキング」の結果です。
 ランキング1位は「ウェルビー」(収益伸長指数0.51)となり、次いで2位「オプトラン」(同0.37)、3位「ストライク」(同0.35)、4位「グッドコムアセット」(同0.29)、5位「キャリア」(同0.24)、6位「アセンテック」(同0.24)と続きました。
上位20社にランクインしている業種としては、人材紹介派遣業が3社(キャリア、日総工産、エスユーエス)で最多となりましたが、その他は業種が分散する結果となりました。(図表A)
※収益伸長指数=売上高前期比(当期売上高/前期売上高)×ROE(自己資本利益率)

 

(2)上場3年以内の企業は収益伸長度高い!

 新興上場企業を対象とした「収益伸長指数」ランキングの上位企業と、全上場企業を対象とした「収益伸長指数」ランキングの上位企業を比較したところ、新興上場企業の上位3社が、全上場企業の上位にもランクインする結果となりました。
 新興上場企業の上位20社の平均収益伸長指数が0.21であるのに対して、全上場企業の上位20社の平均収益伸長指数は0.45となり、全上場企業の方が2倍以上高い結果でした。
 収益伸長指数を構成する2つの指標のうち「売上高前期比」においては、「新興上場企業の上位20社平均」(118.8%)よりも、「全上場企業の上位20社平均」(144.7%)の方が高い結果となっており、「ROE」では「新興上場企業の上位20社平均」(17.3%)よりも「全上場企業の上位20社平均」(31.2%)の方が14ポイント近くROEが高い結果となりました。

 「全上場企業の上位20社平均」の方が、「売上高前期比」と「ROE」の両方で「新興上場企業の上位20社」よりも高いことで、収益伸長指数の平均においても大きな差が出ていることが表れています。(図表B)

 

 「新興上場企業」と「全上場企業」について、「売上高前期比」、「ROE」、「収益伸長指数」の3つの指標を「ランキング上位20社」と「全体」でそれぞれ集計し比較しました。
 全体の「収益伸長指数」は、「新興上場企業」(0.19)が「全上場企業」(0.05)に比べて3倍以上高い結果となり、「新興上場企業」における収益性の高さが目立ちます。「売上高前期比」においては、「新興上場企業の全体平均」(137.2%)は「全上場企業の全体平均」(108.7%)と比べて2割以上高い結果となっており、「ROE」では、「新興上場企業の全体平均」(13.7%)は「全上場企業の全体平均」(4.3%)と比べて、3倍以上高い結果となりました。新興上場企業は売上伸長性と資本効率において全上場企業より優れていることが、収益性の高さにつながっていることがうかがえます。(図表C)

 

 

総評

 成長は企業が存続するために必要不可欠であり、いかに成長するかが企業にとって重要な経営課題です。さらに企業経営においては自己資本をいかに効率的に活用して利益を創出するかが求められます。売上伸長性を表す「売上高前期比」と資本効率を表す「ROE」に注目し、それらを乗じた独自指標「収益伸長指数」が高い企業をランキングしたのが本調査「令和に飛躍が期待される新進気鋭企業ランキング」です。
 今回のランキングにおいて(1)においては上位20社中3社が人材紹介派遣業となったものの、残りの17社は業種が分散しており業種によって大きな偏りはみられませんでした。
 (2)では新興上場企業全体において、全上場企業全体と比べて売上伸長性と資本効率が高く、収益性が高いことがうかがえます。新興上場企業は成長期にある企業が多く、成熟期に移行した企業が多い既存の上場企業よりも、成長度に勢いがあることが収益性の高さに表れているといえるでしょう。

 本ランキング上位企業はROE10%以上の基準を上回りつつ、同時に売上成長をなし得ており、今まさに飛躍している企業といえます。しかし企業経営において、常に高度成長を続けていくことは非常に難しく、本ランキング上位企業においても今後も現在と同じペースで高度成長を続けていくことは決して容易ではありません。今回のランキング上位企業には、更なる飛躍によって全上場企業内においても高い成長性を有する企業であり続けてほしいと願うとともに、今回のランキング外の企業においても新たな飛躍企業が現れ、令和時代の日本経済を牽引してくれることを期待します。

※本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、こちらよりご覧いただけます。

■リスモン調べ動画

今回発表の調査結果について、「2019年令和に飛躍が期待される新進気鋭企業ランキング」動画を作成しました。2人のコメンテーターの掛け合いによる解説をお楽しみいただけます。
掲載サイトよりご覧ください! https://youtu.be/LvFppkarqtw

 

実施概要

・調査名称    : 第1回「令和に飛躍が期待される新進気鋭企業ランキング」調査
・調査方法    : 決算書の分析結果に基づく調査
・調査対象決算期 : 2019年10月1日時点で開示されていた2018年4月期決算以降の最新決算
・調査対象企業  : IFRS適用企業を除く決算短信提出企業
・調査対象企業数 : 2,876社

 

リスモン情報

リスモン調べとは

リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでいます。
掲載サイトはこちら https://www.riskmonster.co.jp/rm-research/

リスモンの概要(東京証券取引所スタンダード市場上場 証券コード:3768)

2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPクラウドサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要として、教育関連事業(定額制の社員研修サービス「サイバックスUniv.」)やビジネスポータルサイト事業(グループウェアサービス等)、BPOサービス事業、海外事業(利墨(上海)商務信息咨詢有限公司)にサービス分野を拡大し、包括的な戦略で事業を展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2023年9月末時点で13,851(内、与信管理サービス等7,315、ビジネスポータルサイト等3,096、教育事業等2,988、その他452)となっております。
ホームページ https://www.riskmonster.co.jp/

本件に関するお問合せ先

リスクモンスター株式会社 カスタマーセンター 広報担当
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-16-5 RMGビル
TEL:03-6214-0354 e-mail:press@riskmonster.co.jp

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