調査結果発表：リスモン調べ～「お子さん／お孫さんに勤めてほしい企業」アンケート調査

「お子さん／お孫さんに勤めてほしい企業」アンケート調査結果を発表

　与信管理サービスを提供するリスクモンスター株式会社（以下リスモン、本社：東京都千代田区、https://www.riskmonster.co.jp/）は、「お子さん／お孫さんに勤めてほしい企業」アンケート調査結果を発表いたしました。

　今回の調査は、１月９日に発表した「この企業に勤める人と結婚したい」アンケート調査と同時に行い、希望する企業にどのような違いが見られるかを調べたものです。また１月14日の成人の日を迎えられた今後就職活動に入られる新成人の方々に、これまで生み育ててくれたご両親やご祖父母がどのような企業に就職することを望んでいるかを発信し、今後の就職先の検討の一つにしていただきたいと考えております。
　他にもリスモンでは企業活動関連の調査として「PRキャラクターブランド調査」、「環境への配慮が感じられる企業調査」を発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。

１．実施概要

・調査エリア　　：　全国
・調査方法　　　：　インターネット調査
・調査対象者　　：　20～69歳の男女個人（有効回収数各500）
・調査期間　　　：　2012年11月28日（水）～2012年11月29日（木）
・調査対象企業　：　年間売上2,500億円以上、従業員数5,000人以上の企業200社を無作為抽出

２．結果概要

【子供の勤める企業／総合ランキング】（図表Ａ）

　子供の勤める企業で人気の総合ランキングのトップは「トヨタ自動車」、次いで「全日本空輸（ANA）」が２位、「任天堂」が３位となりました。以下「三菱東京ＵＦＪ銀行」、「サントリー」と続いています。結婚相手の勤め先ランキングと比較すると、ほとんど顔ぶれに変化はないものの、外資系企業や商社が順位を下げているのに対し、金融機関や大手運輸会社など国内の有力企業が上位に上がってくる傾向にあるのが特徴的といえます。やはり子供にはいつでも会えるところで暮らしてほしいという心理が働くのでしょうか。
　また選択した理由を自由回答で尋ねたところ「安定している」「給与が高い」といった回答が多いのに加え、「本人が希望している」「自分が希望していた」という回答も随所に見られました。

【孫の勤める企業／総合ランキング】（図表Ｂ）

　孫の勤める企業で人気の総合ランキングのトップは「全日本空輸（ANA）」、次いで「トヨタ自動車」が２位、「三菱商事」が３位となりました。以下「武田薬品」、「日本放送協会（NHK）」と続いています。子供の勤め先ランキングと比較すると、外資系企業やIT企業が順位を下げているのに対し、商社や大手メーカーなどグローバル企業が上位に上がってくる傾向にあるのが特徴的といえます。やはりご両親と違い、孫には世界で活躍する人材になってほしい、公共のために役に立ってほしいという思いが働くものと思われます。
　また選択した理由を自由回答で尋ねたところ、こちらも「安定している」「給与が高い」といった回答が多いのに加え、「世界を相手に仕事をしてもらいたい」「公共の役に立ってもらいたい」という回答が随所に見られました。

【子供／孫の勤める企業についての重視イメージのランキング】（図表Ｃ）

　子供や孫の勤める企業についての重視するイメージは、結婚相手の勤め先企業に望むイメージと同様に「安定している」「給料がよい」「社員を大切にしている」も上位となっている一方で、「将来性がある」「社会的責任を果たしている」「世界的に活動している」といった回答も多く、結婚相手の勤め先企業に「土日が休み」「休暇制度が充実」「残業が少ない」などワークライフバランスを重要視した回答が高かったことと対照的な結果となっています。
　子供や孫には、将来性が高い大企業で公共のために活躍するグローバル人材になってもらいたいと考えていることが窺えます。