調査結果発表:リスモン調べ~「就職活動」という試練が学生の成長を促します! 第1回「就職したい企業・業種ランキング」調査

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「就職活動」という試練が学生の成長を促します!
第1回「就職したい企業・業種ランキング」調査

 

 与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(以下リスモン、本社:東京都千代田区、http://www.riskmonster.co.jp/)は、株式会社オーシャナイズ(本社:東京都渋谷区)の協力で調査した第1回「就職したい企業・業種ランキング」調査結果を発表いたしました。

 

1.実施概要

・調査名称  : 第1回「就職したい企業・業種ランキング」調査
・調査方法  : インターネット調査
・調査エリア : 全国
・調査期間  : 2014年12月26日(金)~2月10日(火)
・調査対象者 : 2016年3月卒業予定の大学3年生男女個人
・有効回収数 : 835サンプル

 

2.調査結果

[1]人気業種は、公務員、銀行、医薬品メーカー、食品メーカーの4業種に集中!

 

 「就職したい企業・業種ランキング」のランキング1位は、「地方公務員」となりました。次いで「三菱東京UFJ銀行」、「みずほ銀行」とメガバンクが2位、3位と続き、4位「資生堂」、5位「大塚製薬」、6位「三菱UFJ信託銀行」、7位「国家公務員」、8位「三井住友銀行」、9位「武田薬品」、10位「アステラス製薬」と続きました。
 TOP20に入った業種では、公務員が1位(地方公務員)と7位(国家公務員)にランクインしたほか、銀行業が4社(三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三菱UFJ信託銀行、三井住友銀行)と最も多く、次いで化学工業(資生堂、花王、コーセー)、医薬品製造業(大塚製薬、武田薬品、アステラス製薬)、食料品製造業(明治、キユーピー、味の素)が3社ずつランクインし、これらの4業種に人気が集中する結果となりました。
 公務員と民間企業の志望度を比較すると、公務員への志望が31.1%にのぼっており、公務員に対する人気の高さがうかがえる結果となりました。(図表A)

 

 なお、トップ100については図表Bにまとめました。

 

[2]トレンドに敏感な業種選択!

 就職したい業種では、1位が「公的機関・士業」となり、次いで2位が「生活用品・サービス」、3位が「金融・法人向けサービス」となり、文理別、男女別においても概ね同様の結果となりました。(図表C)

 

 逆に、就職したくない業種では、1位が「小売・外食」、2位が「金融・法人向けサービス」、3位が「IT・情報通信」となっています。(図表D)

 

 「小売・外食」に関しては、就職したい業種ランキングで下位であり、就職したくないランキングでは上位である点から、昨今の外食産業における労働環境問題、品質問題などの影響から、就職先として敬遠されがちな業種となっていることがうかがえます。その一方で、「金融・法人向けサービス」は、いずれのランキングにおいても上位にランクインしており、学生にとって意見が二分化されている業種であると考えられます。

 

[3]就職先はやはり最終的に「自分の意思で決める」!

 就職活動における学生の行動基準について調査したところ、以下のとおりとなりました。
 就職先の選定において気になる点では、「雇用形態」が1位、「給与額」が2位、「残業時間」が3位となりました。(図表E)

 

 就職先の選定における情報収集手段としては、「企業のホームページ・パンフレット」が圧倒的に多く、次いで「友人・知人」、「SNS」、「インターネット情報」と続きました。(図表F)

 

 就職先を選定する際の意思決定手段については、「親の意見を参考にしながら、自分の意志で決める」が1位となり、次いで「自分の意向のみで決める」が2位、「友人・知人の意見を参考にしながら、自分の意志で決める」が3位となった。(図表G)

 

2.総評

 今回の「就職したい企業・業種ランキング」の上位企業について、リスモンが2014年12月に調査した「第3回お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」の上位企業と比較したところ、上位20社のうち共通した企業はわずかに6社にとどまりました。(図表H)

 

 しかし、保護者が選ぶ企業の方が安定した優良企業であるというわけでもなく、むしろRM格付という指標を通して見ると、学生が選んだ企業の方が信用度の高いA格が多いという結果となりました。このことから、今の学生は自身の目で、より堅実な企業を選択できる力が備わっているといえます。
 学生達は、これから数か月間にわたって試行錯誤を繰り返しながら、自らが生涯にわたって勤めるべき企業を見つけていくことでしょう。それに対して、受け入れる側の企業は、自社に応募してきた学生が、何を求め、何を学んで採用試験に臨んできているのかを十分に読み取る努力をしなければなりません。何故ならば、彼らの多くは既に「良い企業」と「悪い企業」を自分なりの方法で選別し、自らの人生に対するリスクマネジメントに取り組み始めており、そうした経験が彼らの識別眼や判断力を大きく向上させています。そうした人材を採用することが、ひいては自社の将来の利益につながることになるからです。
 彼らのこれからの健闘に是非とも期待したいものです。

 

株式会社オーシャナイズの概要

1.社名  : 株式会社オーシャナイズ(英文表記:Oceanize,inc.)
2.設立  : 2005年11月28日
3.所在地 : 東京都中央区日本橋横山町3-10
4.資本金 : 1億4,168万円(資本準備金含む)
5.代表者 : 代表取締役社長 菅澤 聡
6.事業内容:
   企業向けサービス(大学生マーケティング・採用ソリューション事業、広告代理店業、自社メディア事業、Smart Campus Alliance)
   教育機関向けサービス(有料コピーサービス、販促支援事業)
   企業・教育機関向けサービス(リサーチ事業、イベント運営・イベント客送事業、制作・開発事業)
7.URL   : http://oceanize.co.jp/

 

 

リスモン情報

リスモン調べとは

リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでいます。
掲載サイトはこちら https://www.riskmonster.co.jp/rm-research/

リスモンの概要(東京証券取引所スタンダード市場上場 証券コード:3768)

2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPクラウドサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要として、教育関連事業(定額制の社員研修サービス「サイバックスUniv.」)やビジネスポータルサイト事業(グループウェアサービス等)、BPOサービス事業、海外事業(利墨(上海)商務信息咨詢有限公司)にサービス分野を拡大し、包括的な戦略で事業を展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2023年9月末時点で13,851(内、与信管理サービス等7,315、ビジネスポータルサイト等3,096、教育事業等2,988、その他452)となっております。
ホームページ https://www.riskmonster.co.jp/

本件に関するお問合せ先

リスクモンスター株式会社 カスタマーセンター 広報担当
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-16-5 RMGビル
TEL:03-6214-0354 e-mail:press@riskmonster.co.jp

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