倒産リスクを判別する格付ロジックを改定~経済環境の変化に対応し、倒産要因の変化に対する分析力を強化!

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倒産リスクを判別する格付ロジックを改定
経済環境の変化に対応し、倒産要因の変化に対する分析力を強化!

 

 与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本太一、以下リスモン)は、景気転換期における経済環境の変化などに対応するため、リスモン与信独自の与信指標である「RM格付」の格付ロジックを、2016年12月18日(日)に改定いたします。

 

改定のポイント

①倒産確率の適時化

 経済環境や景気動向の変化により、倒産のトレンドは常に変化しており、表のとおり、 2014/9 から 2016/9 の3年間の推移をみても、各財務指標における要警戒領域の倒産確率も変化が生じていることが分かります。これらの倒産トレンドの変化に対応するために、定期的に倒産実績の集計を行い、格付と倒産確率の乖離が生じないように調整を行いました。

 

②グループ企業に対する分析の強化

 グループに属する企業の評価において、グループ全体の業績状態、財政状態に対する分析の強化を行うことで、総合的なグループ信用評価の精度向上を図りました。また、グループ主力企業とグループ所属企業の関係性について分析を強化することで、グループ内の支援体制に関する評価の精度向上を図りました。

 

③企業情報分析の強化による格付付与対象の拡張

 企業情報に対する分析を強化し、より多面的な評価手法を導入することで、従来、情報量が乏しく格付判断が困難としていた企業の一部に対して、信用力を判別するに足りる情報を得ることができるようになり、約7,100社に対し格付を付与することが可能となりました。

 

④細分化格付に対する分析強化
 これまでの倒産分析の研究成果に基づいて、細分化格付に対し、従来の細分化基準よりも、倒産との相関性がさらに高い項目を判別基準に導入することで、E格・F格企業に対する細分化の精度向上を図り、より倒産を見極め易い格付となっております。
 
 
 
 今後もリスモンは、会員様の与信管理業務の精度および効率性の向上にお役立ていただけるようサービスの改善に取組んでまいります。
 
 

RM格付とは

 リスモンでは企業を大きくA~Fの6段階に格付しております。この格付は、倒産実績に裏付けられた独自指標で、A格の企業は倒産確率が低い、つまり倒産しにくい企業、逆にF格の企業は倒産確率が高い、つまり倒産しやすい企業といえます。
 約290万社にのぼる膨大な母集団を全て格付し、倒産実績から統計的に格付ごとの倒産確率を算出してご提供しています。定期的な企業データ、倒産データの更新・蓄積に留まらず、毎日の特種情報の収集により格付補正を続けているのもRM格付の大きな特長です。
 与信管理の現場は「早い者勝ち」です。RM格付を利用することで、取引先の「今」の信用力を把握し、適時に対策を施すことができます。

 

リスモンの概要(東京証券取引所第二部上場 証券コード:3768)

 2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
 リスモングループ法人会員数は、2016年9月末時点で10,549(内、与信管理サービス等5,379、ビジネスポータルサイト等3,051、その他2,199)となっております。http://www.riskmonster.co.jp/

 

 

本件に関するお問合せ先

リスクモンスター株式会社 カスタマーセンター 広報担当
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-16-5 RMGビル
TEL:03-6214-0354 e-mail:press@riskmonster.co.jp

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