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リスモン調べ:2017年

第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査

2017年11月30日

与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区)は、第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査結果を発表いたしました。

1.実施概要

調査名称 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査
調査方法 インターネット調査
調査エリア 全国
期間 2017年10月27日(金)~10月29日(日)
調査対象者 新卒入社1~3年目の男女個人 600人
有効回収数 600サンプル
回答者の属性 性別・入社年次    平均25.51歳
  新卒入社
1年目
新卒入社
2年目
新卒入社
3年目
合計
男性 100 100 100 300
女性 100 100 100 300
合計 200 200 200 600
地域
北海道 東北 関東 中部 近畿 中・四国 九州 合計
23 32 256 95 105 43 46 600

2.調査結果

[1] 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」/勤続意欲

 調査対象者600名に聞いた「仕事・会社に対する勤続意欲」は、「3年後も勤務し続けていると思う」(回答率58.2%)が「3年後は勤務し続けていないと思う」(同41.8%)を上回る結果となり、約4割の若手新卒社員が3年以内の転職を意識していることが明らかとなった。
 男女別では、男性において「3年後も勤務し続けていると思う」(同68.3%)が大幅に上回っていたのに対して、女性においては、「3年後は勤務し続けていないと思う」(同52.0%)の方が多い結果となった。
 入社年次別では、「3年後も勤務し続けていると思う」と回答したのが「新卒入社1年目」(同59.0%)、「新卒入社2年目」(同64.0%)において多かったのに対して、「新卒入社3年目」では、同51.5%とほぼ半々にまで低下した。(図表A

図表A 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 / 勤続意識(n=600)
  3年後も勤務し続けていると思う 3年後は勤務し続けていないと思う
全体 58.2% 41.8%
  男性 68.3% 31.7%
女性 48.0% 52.0%
新卒入社1年目 59.0% 41.0%
新卒入社2年目 64.0% 36.0%
新卒入社3年目 51.5% 48.5%

太字は、全体の回答率を超える数値。

[2] 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」/勤め続けたい・続けたくない理由

 「3年後も勤務し続けていると思う」と選択した理由を尋ねたところ、1位「勤務時間や休日が自分に合っているから」(回答率37.2%)、2位「福利厚生が充実しているから」(同33.0%)、3位「給料が良いから」(同30.4%)という結果となり、男女別において、男性では「給料が良いから」(同33.7%)、女性では「福利厚生が充実しているから」(同39.6%)という意見が、異性に比べて大幅に高い回答率となった。(図表B
 一方、「3年後は勤務し続けていないと思う」と選択した理由を尋ねたところ、1位「給料が低いから」(回答率44.2%)が圧倒的に高い回答率となり、次いで2位「仕事にやりがいを感じないから」(同30.3%)、3位「最初から転職するつもりだったから」(同16.7%)という結果となった。特に「最初から転職するつもりだったから」においては、「男性」(同21.1%)、「新卒入社1年目」(同23.2%)を中心に高い回答率を獲得している点から、昨今の就職においては、過去の終身雇用に対する意識が低くなっている様子がうかがえる結果となった。(図表C

図表B 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 / 勤め続けたい理由(n=349/複数回答)
  全体 男性 女性 新卒入社
1年目
新卒入社
2年目
新卒入社
3年目
勤務時間や休日が自分に合っているから 37.2% 36.1% 38.9% 35.0% 43.0% 33.3%
福利厚生が充実しているから 33.0% 28.3% 39.6% 39.0% 35.3% 26.6%
給料が良いから 30.4% 33.7% 25.7% 36.2% 24.0% 29.8%
自身の成長が見込めるから 20.6% 22.4% 18.1% 25.2% 19.5% 15.3%
仕事に誇りを持って取組めるから 16.6% 13.7% 20.8% 11.3% 16.0% 25.8%
風通しの良い職場だから 11.5% 11.7% 11.1% 12.4% 10.0% 12.2%
社会的な存在意義があるから 10.6% 10.7% 10.4% 8.2% 10.7% 13.7%
女性が働きやすいから 8.0% 0.0% 19.4% 11.6% 11.3% 5.2%
商品・サービスが良いから 7.7% 9.3% 5.6% 4.0% 10.3% 7.6%
会社に将来性があるから 6.9% 7.8% 5.6% 8.2% 3.9% 8.6%
評価が正当であるから 4.9% 4.9% 4.9% 6.0% 5.8% 2.4%
経営者の経営理念に共感したから 0.9% 0.5% 1.4% 1.0% 0.0% 2.1%

太字は、上位3項目。

図表C 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 / 勤め続けたくない理由(n=251/複数回答)
  全体 男性 女性 新卒入社
1年目
新卒入社
2年目
新卒入社
3年目
給料が低いから 44.2% 40.0% 46.8% 39.6% 41.4% 48.2%
仕事にやりがいを感じないから 30.3% 26.3% 32.7% 29.9% 36.1% 24.5%
最初から転職するつもりだから 16.7% 21.1% 14.1% 23.2% 17.3% 13.3%
残業が多いから 15.9% 15.8% 16.0% 14.3% 15.5% 17.9%
会社に将来性を感じられないから 14.7% 14.7% 14.7% 11.7% 24.5% 10.7%
福利厚生が不十分だから 10.4% 9.5% 10.9% 6.7% 10.4% 13.3%
周囲との人間関係が悪いから 9.6% 7.4% 10.9% 8.2% 11.5% 8.3%
自身の成長が見込めないから 9.6% 10.5% 9.0% 8.6% 13.5% 8.0%
適正な評価を得られないから 7.6% 8.4% 7.1% 2.1% 9.1% 12.1%
その他 7.2% 5.3% 8.3% 8.6% 5.3% 6.1%
女性が働きにくいから 6.0% 1.1% 9.0% 4.2% 5.2% 5.8%
社会的な存在意義を感じられないから 5.6% 5.3% 5.8% 2.1% 8.2% 6.9%
経営者の経営理念に共感できないから 5.6% 5.3% 5.8% 2.5% 6.3% 7.5%
風通しが悪い職場だから 5.2% 4.2% 5.8% 2.5% 3.1% 8.6%
起業したいから 2.8% 5.3% 1.3% 4.4% 4.0% 1.7%
商品・サービスが悪いから 2.0% 1.1% 2.6% 2.1% 1.1% 2.2%

太字は、上位3項目。

[3] 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」/入社理由

 現在の勤務先を就職先として選択した際の選択理由を調査したところ、1位「勤務時間や休日が自分に合っているから」(回答率31.5%)、2位「福利厚生が充実しているから」(同27.7%)、3位「給料が良いから」(同22.0%)という結果となり、男女別において、男性では「給料が良いから」(同25.3%)、女性では「福利厚生が充実しているから」(同33.7%)という意見が、異性に比べて高い回答率となった。[2]における勤め続けたい理由の上位項目の状況と酷似していることから、入社時の期待が現状で満たされていることが勤続意欲に繋がっているものと考えられよう。(図表D
 また、それぞれの理由を選択した人における勤続意欲を集計したところ、ほとんどの入社理由において「3年後も勤務し続けていると思う」が60~70%程度を占めているのに対して、「スキルや経験を形成するため」(同49.4%)、「結婚相手を見つけるため」(同20.0%)においては、突出して低い回答率となっていることから、これらを選択理由として入社する社員においては、勤続意欲が低くなる傾向にある可能性が考えられる。(図表E

図表D 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 / 入社理由(n=600/複数回答)
  全体 男性 女性 新卒入社
1年目
新卒入社
2年目
新卒入社
3年目
勤務時間や休日が自分に合っているから 31.5% 29.7% 33.3% 34.5% 33.5% 26.5%
福利厚生が充実しているから 27.7% 21.7% 33.7% 32.5% 27.0% 23.5%
給料が良いから 22.0% 25.3% 18.7% 30.0% 15.0% 21.0%
仕事に誇りを持って取組めるから 16.5% 16.0% 17.0% 16.0% 20.5% 13.0%
自身の成長が見込めるから 16.3% 17.7% 15.0% 18.0% 16.0% 15.0%
スキルや経験を形成するため 14.2% 15.0% 13.3% 16.0% 11.5% 15.0%
社会的な存在意義があるから 10.5% 10.3% 10.7% 9.0% 13.5% 9.0%
商品・サービスが良いから 9.5% 12.0% 7.0% 7.0% 12.5% 9.0%
社員の定着率が高いから 9.3% 10.0% 8.7% 11.5% 10.0% 6.5%
女性が働きやすいから 9.3% 0.3% 18.3% 10.0% 10.0% 8.0%
風通しの良い社風だから 9.0% 8.7% 9.3% 7.0% 10.0% 10.0%
会社に将来性があるから 8.3% 11.0% 5.7% 9.0% 11.5% 4.5%
経営者の経営理念に共感したから 2.7% 3.0% 2.3% 3.5% 2.5% 2.0%
人事評価制度が確立されているから 2.5% 3.7% 1.3% 0.5% 5.5% 1.5%
起業するため 1.7% 2.7% 0.7% 2.0% 2.5% 0.5%
結婚相手を見つけるため 1.7% 2.7% 0.7% 1.5% 1.0% 2.5%
その他 7.3% 5.7% 9.0% 7.0% 4.5% 10.5%

太字は、上位3項目。

図表E 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 / 入社理由毎の勤続意識(n=600/複数回答)
  3年後も勤務し続けて
いると思う
3年後は勤務し続けて
いないと思う
勤務時間や休日が自分に合っているから 63.0% 37.0%
福利厚生が充実しているから 63.3% 36.7%
給料が良いから 67.4% 32.6%
仕事に誇りを持って取組めるから 73.7% 26.3%
自身の成長が見込めるから 72.4% 27.6%
スキルや経験を形成するため 49.4% 50.6%
社会的な存在意義があるから 73.0% 27.0%
商品・サービスが良いから 71.9% 28.1%
社員の定着率が高いから 75.0% 25.0%
女性が働きやすいから 73.2% 26.8%
風通しの良い社風だから 64.8% 35.2%
会社に将来性があるから 76.0% 24.0%
経営者の経営理念に共感したから 62.5% 37.5%
人事評価制度が確立されているから 86.7% 13.3%
起業するため 60.0% 40.0%
結婚相手を見つけるため 20.0% 80.0%
その他 38.6% 61.4%

太字は、理由毎の過半数意見。

[4] 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」/ブラック企業意識

 勤務先に対するブラック企業の意識について調査したところ、「勤務先はブラック企業だと思う」(回答率33.0%)は、「勤務先はホワイト企業だと思う」(同67.0%)を大きく下回ったが、およそ3人に1人は自身が勤務する会社がブラック企業だと感じているという結果となった。
 「勤務先はブラック企業だと思う」という回答においては、男性(同30.3%)よりも女性(35.7%)の方が約5ポイント上回っており、「新卒入社1年目」(同30.0%)よりも「新卒入社2年目」(同35.5%)、「新卒入社3年目」(同33.5%)の方が高い回答率となった。(図表F
 勤務先に対する「ブラック企業意識」と「勤続意欲」の関連性について集計したところ、「勤務先はホワイト企業だと思う」と回答した人の7割近くが「3年後も勤務し続けていると思う」と回答したのに対して、「勤務先はブラック企業だと思う」と回答した人の約6割が「3年後は勤務し続けていない」と回答していた。勤務先が本当にブラック企業であるか否かは、本調査において定かではないが、勤務先に対する不満が若手社員の勤続意欲に大きく影響していることが浮き彫りとなる結果といえよう。(図表G

図表F 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 / ブラック企業意識(n=600)
  勤務先はブラック企業だと思う 勤務先はホワイト企業だと思う
全体 33.0% 67.0%
  男性 30.3% 69.7%
女性 35.7% 64.3%
新卒入社1年目 30.0% 70.0%
新卒入社2年目 35.5% 64.5%
新卒入社3年目 33.5% 66.5%

太字は、全体の回答率を超える数値。

図表G 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 / 勤続意識とブラック企業意識の相関(n=600)
  勤務先はブラック企業だと思う 勤務先はホワイト企業だと思う
全体 58.2% 41.8%
  勤務先はブラック
企業だと思う
39.4% 60.6%
勤務先はホワイト
企業だと思う
67.4% 32.6%

太字は、全体の回答率を超える数値。

[5] 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」/ブラック企業意識の理由

 「勤務先はブラック企業だと思う」理由について調査したところ、1位は「サービス残業が多いから」(回答率54.5%)となり、次いで「有給休暇を取得できないから」(同36.4%)、3位が「休日出勤が多いから」(同27.8%)の順となった。
 上位項目については、男女別、入社年次別のほぼ全てのセグメントにおいて、回答率が高い。特に「サービス残業が多い」は、勤務先をブラック企業だと思っている人の約半数が感じていることであり、企業側としては優先的に是正を図らなければならない事象といえよう。(図表H

図表H 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 / ブラック企業だと思う理由(n=198/複数回答)
  全体 男性 女性 新卒入社
1年目
新卒入社
2年目
新卒入社
3年目
サービス残業が多いから 54.5% 53.8% 55.1% 49.5% 48.3% 63.8%
有給休暇を取得できないから 36.4% 34.1% 38.3% 27.1% 42.8% 36.3%
休日出勤が多いから 27.8% 34.1% 22.4% 26.0% 25.7% 32.1%
ノルマの高さが異常だから 19.7% 22.0% 17.8% 21.7% 19.7% 17.9%
社内のハラスメント行為が多いから 17.7% 15.4% 19.6% 13.9% 16.5% 23.4%
条例や法令等に対して遵守する意思がないから 10.6% 11.0% 10.3% 8.3% 13.9% 8.9%
商品やサービスの品質等について、顧客を欺いているから 6.6% 7.7% 5.6% 3.3% 14.5% 5.1%
その他 8.1% 6.6% 9.3% 10.0% 5.0% 7.7%

太字は、上位3項目。

[6] 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」/勤続意欲(業種別・職種別)

 業種別に「勤続意欲」や「ブラック企業意識」を集計したところ、「鉱業」において、「3年後は勤務し続けていない」(回答率80.0%)、「勤務先はブラック企業だと思う」(同100.0%)の両方において回答率が高い結果となった。その他、「娯楽業」(同100.0%)、「専門サービス業」(同66.7%)、「金融・保険業」(同56.8%)、「医療、福祉」(同53.9%)において「3年後は勤務し続けていない」が過半数を占める結果となった。(図表I
 同様に、職種別に集計したところ、「購買・仕入業務」において、「3年後は勤務し続けていない」(回答率100.0%)、「勤務先はブラック企業だと思う」(同100.0%)の両方の回答率が高い結果となった。その他、「審査・法務」(同100.0%)、「サービス・カスタマーサポート」(同55.2%)において「3年後は勤務し続けていない」が過半数を占める結果となった。(図表J

図表I 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 / 業種別(n=600)
  3年後も
勤務し続けて
いると思う
3年後は
勤務し続けて
いないと思う
勤務先は
ブラック企業
だと思う
勤務先は
ホワイト企業
だと思う
農業 75.0% 25.0% 33.0% 67.0%
漁業 100.0% 0.0% 75.0% 25.0%
鉱業 20.0% 80.0% 100.0% 0.0%
建設業 55.8% 44.2% 80.0% 20.0%
食品製造業 50.0% 50.0% 36.5% 63.5%
資材製造業 58.3% 41.7% 33.3% 66.7%
機械器具製造業 62.2% 37.8% 16.7% 83.3%
その他製造業 78.4% 21.6% 24.4% 75.6%
電気・ガス・熱供給・水道業 55.6% 44.4% 21.6% 78.4%
情報通信業 75.0% 25.0% 22.2% 77.8%
運輸業 71.4% 28.6% 19.2% 80.8%
卸売業 61.3% 38.7% 47.6% 52.4%
小売業 50.0% 50.0% 45.2% 54.8%
金融・保険業 43.2% 56.8% 50.0% 50.0%
不動産業 75.0% 25.0% 37.8% 62.2%
専門サービス業 33.3% 66.7% 8.3% 91.7%
飲食店、宿泊業 58.3% 41.7% 33.3% 66.7%
娯楽業 0.0% 100.0% 33.3% 66.7%
教育、学習支援業 66.7% 33.3% 25.0% 75.0%
医療、福祉 46.1% 53.9% 40.7% 59.3%
その他サービス業 50.0% 50.0% 36.8% 63.2%
公務 86.4% 13.6% 34.8% 65.2%
その他 47.6% 52.4% 18.2% 81.8%

太字は、業種ごとの過半数意見。

図表J 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 / 職種別(n=600)
  3年後も
勤務し続けて
いると思う
3年後は
勤務し続けて
いないと思う
勤務先は
ブラック企業
だと思う
勤務先は
ホワイト企業
だと思う
役員 66.7% 33.3% 66.7% 33.3%
経営・企画 100.0% 0.0% 0.0% 100.0%
営業・販売 54.4% 45.6% 38.9% 61.1%
研究・開発・技術者 74.6% 25.4% 25.4% 74.6%
商品企画・開発 76.9% 23.1% 38.5% 61.5%
購買・仕入業務 0.0% 100.0% 100.0% 0.0%
製造・生産・品質管理 59.3% 40.7% 33.3% 66.7%
調査・広告・宣伝 50.0% 50.0% 16.7% 83.3%
コンピュータ関連技術者 75.0% 25.0% 16.7% 83.3%
物流・配送業務 50.0% 50.0% 75.0% 25.0%
財務・経理 77.8% 22.2% 16.7% 83.3%
審査・法務 0.0% 100.0% 0.0% 100.0%
広報・IR 50.0% 50.0% 50.0% 50.0%
人事・総務 71.4% 28.6% 9.5% 90.5%
一般事務 54.1% 45.9% 31.9% 68.1%
専門職 50.0% 50.0% 42.7% 57.3%
サービス・カスタマーサポート 44.8% 55.2% 20.7% 79.3%

太字は、職種ごとの過半数意見。

3.総評

 従来、リスモン調べにおいて計4回にわたって実施してきた「仕事・会社に対する満足度」調査に対し、これからの日本を担う若手新卒社員が仕事や会社に対してどのように感じているのか調査したのが、今回の「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査である。
 本調査によれば、性別や入社年次によって多少の差はあるものの、新卒若手社員の「約4割」が、3年後には現在の勤務先に勤め続けていないだろうと考えており、「3人に1人」が勤務先をブラック企業だと思っている。
 さらに、20代~40代の会社員を調査対象とした第4回「仕事・会社に対する満足度」調査の結果と比較すると、本アンケートの方が「現在の勤務先に勤め続けたくない」、「勤務先はブラック企業だと思う」のいずれにおいても回答率が約7ポイント高くなっていることから、若手社員の方が、勤務先に対する不満が高く、勤続意欲が低い傾向にあることがうかがえる。(図表K
 若手社員における「勤続意欲の低さ」や「勤務先への不満」の最大の理由として挙げられているのが、「給料の低さ」や「サービス残業の多さ」であることを考慮すると、その多くが業務量に見合った給与をもらえていないことを不満に感じているということになろうが、その一方で、「現在の勤務先に勤め続けたくない」と考えている人の「6人に1人」が、「最初から転職するつもりだった」ということを考えると、会社や仕事への不満の有無にかかわらず、勤める側の意識が「終身雇用」の時代から大きく変化していることも要因の一つになっていると言えよう。
 今や「終身雇用」は過去の話と言われ、複数回の転職を重ねるビジネスパーソンも少なくない。しかし、会社にとって、若手社員とは数十年先の自社の未来を築いていくための非常に重要な経営資源の一つである。故に、会社としても、優秀な人材を確保し、長きにわたって自社で活躍してもらえるように育てていかなければならないが、生え抜き社員のみで組織を作り上げていくだけでは、もはや時代遅れの経営ではなかろうか。「最初から転職するつもりだった」という若手社員すらも、「この会社で長く勤めたい」と思わせることができるような会社にしていくことは勿論のこと、優秀な人材に「この会社に転職したい」と思われる魅力ある会社にしていくことが、現代の経営に求められていると言えよう。

図表K 第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査
/ 第4回「仕事・会社に対する満足度」調査との比較(n=600)
  今回 第4回
「仕事・会社に対する満足度」
調査
勤め続けたい 58.2% 65.3%
勤め続けたくない 41.8% 34.7%
勤務先はブラック企業だと思う 33.0% 26.5%
勤務先はホワイト企業だと思う 67.0% 73.5%

本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、こちらよりご覧いただけます。

リスモン情報

リスモン調べとは

 リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでいます。
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リスモンの概要(東京証券取引所第二部上場 証券コード:3768)

 2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2017年9月末時点で10,920(内、与信管理サービス等5,683、ビジネスポータルサイト等3,033、その他2,204)となっております。

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